やせにくいのは体質?言い訳?肥満の原因を究明!「第一弾」
どうも、Shinです。
今回は体質改善シリーズ!お待たせしました。「痩せにくさ」についてです!
「自分は痩せにくいんだよねえ・・」と言ってみても周りからは
「そんなのは言い訳。頑張りが足りない」と言われがちですよね・・。
太りやすさや痩せにくさ、その体質についてお話していきます!
日本人は3人に一人が太りやすい
↑いや君日本人じゃないよね。
これ、意外とショッキングですよね。
そもそもどういう原理で痩せる、太るかはご存知ですよね?
難しく考えないでくださいね。単純な計算です!
摂取カロリー>消費カロリーなら太り、消費カロリー>摂取カロリーなら痩せる。
です。ところがこの計算通りにカロリーを消費してみてもAさんとBさんでは差が出てしまうことがあります。まったく同じ消費・摂取カロリーでもです。
その原因の一つが「体質の違い」です!ちゃんと痩せにくい体質というものは存在するんです!
それには脂肪細胞の中にある「β3アドレナリンレセプター」(以下、B3AR)というものが関係しています。
これはアミノ酸をずらーっと連結したタンパク質なのですが、大事なのがその64番目。普通はトリプトファンというアミノ酸です。この64番目が遺伝でアルギニンになっている人がいます。その方が通常より痩せにくい人です!
何故アルギニンだと痩せにくい?
B3ARは、交感神経から出るアドレナリンを捕まえて、そのシグナルで脂肪の消費と分解を促すスイッチになります。
トリプトファンではなく、アルギニンの人はアドレナリンを上手く捕まえられず、脂肪分解のスイッチがつきにくい事で脂肪がたまり、太りやすいってわけです。
どれくらいの差がある?
正常なAさんと、64番目がアルギニンのBさんでは、1日の消費カロリーは200キロカロリーくらい違います。
200って結構違いますよ。
例えばランニングなら、体重×距離=消費カロリー で、50キロの人が4キロ走ってようやく200キロカロリーくらいです。
太りやすい体質は変えることが出来る。
かと言って、そこらに歩いてる人たち3人に1人は太ってる?
そんなことはないですよね。
日本人の肥満率って男性で約29%、女性で20%未満なんですって。
難しい原理が沢山あるんですが、キーワードは「たんぱく質」
体を構成するのはたんぱく質が大きいし、新陳代謝を司る酵素やホルモンもたんぱく質から作られています!
偉大なり、たんぱく質。
つまりどういうこと?
要は「どんなたんぱく質を作るか」が重要になるんです。
そしてそれは食事や運動等の生活習慣で大きく変えることが出来ます!
ある実験では菜食や適度な運動、ストレスのマネジメントなどを3週間介入して改善してみた結果、たんぱく質を作り出す遺伝子を含むさまざまな遺伝子が増減したとか。
一度に全部じゃなくてもいいです。
- 野菜を一品追加する。
- 立つ時間を長くしたり階段を意識して使うなどの軽い運動
- ストレス発散の時間を少しでも取り入れる。
などなど・・1つからでもいいので自分で出来ることから始めてみましょう。
きっと以前より太りにくくなるはずですよ!
太りやすいかどうかの遺伝子検査が出来る!
なんと、自宅でリーズナブルにささっと検査する方法もあります!
中年太りは皮下脂肪のせいかも。
ご存知の方も多いと思いますが、脂肪は大きく分けて2種類。
皮膚のすぐ下にいる「皮下脂肪」と
消火器の間に溜まっていく「内臓脂肪」ですね。
内臓脂肪はメタボの主な要因で有害なくせに無益。ハイリスク・ノーリターンです。
運動などしていくと真っ先にこいつが燃えていきます。よしよし、燃えろ燃えろ。
一方、皮下脂肪は断熱材としての役割を持っているのでなかなか燃えてくれません。
若者は活発に動き、熱を沢山作って体温を上げていきますが、中年はそれに比べると活動量はダウンしています。
となると・・
熱が発生しない→体温が奪われる!やばい、防寒着を増やさないと!→皮下脂肪増加。
結局適度な運動が必要、ということですが原理を知ってると少し違いますよね。
次回予告
次回は飲み物しか飲んでないのに太る「水を飲んでも太る人」や痩せてもすぐ太る「リバウンド体質」について究明していきますねー!