ヘドバン男子の脳みそ大解剖

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子供が憧れるようなカッコいい生き方を模索しながらワクワクするものや広島グルメを紹介したりする超絶怒涛の雑記ブログ。

疲れやすい方必見!疲労のメカニズムを知って体質改善!

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どうも、Shinです!

 

今回は体質改善シリーズ「疲労」についてです。

 

最近疲れてますか?疲れが取れないなあ、なんて思ってませんか?

 

疲れやすい体質だから・・なんて諦めずに、まずはなぜ疲れるのか理解していきましょう!あなたもきっと、もっと元気に過ごせるはずです!

 

疲れの根源、活性酸素とは

 

人が活動する時は大量の酸素を使いますが、その過程で必ず活性酸素というものが発生します。

 

活性酸素は強力な酸化作用で体内に入り込んできたウイルスを攻撃して分解してくれる働きを持っています。

 

え?活性酸素良いやつじゃん。 そう思いましたよね?

 

ところがコイツ、敵味方問わず自分の細胞に対しても攻撃してしまうんです。

大暴れです。

 

その攻撃により傷ついて、体が本来の機能を満足に発揮できず、細胞が酸化してしまうことでパフォーマンス低下。疲労が起きてしまいます。

 

※ちなみに昔は疲労の根源は「乳酸」のせいという話がありましたが、近年の研究では逆に乳酸には疲労回復のエネルギー源であることが分かったようです。

 

冤罪です。

ごめん乳酸。

ありがとう乳酸。

今までの非礼をお詫びさせておくれ。

 

疲労の正体、「FF」

 

先ほど、体に負荷がかかると活性酸素が発生するとお伝えしましたが、酸化した細胞から老廃物が排出されます。

 

これが疲労因子「FF](ファティーグ・ファクター)です。

 

マウスを使った実験では徹夜や激しい運動をした後は、このFFが通常の3~5倍、肝臓や心臓からは約10倍もの量が検出されたということです。

 

 

また、過度な運動だけでなく、ストレスでもFFは発生します。

嫌な場所にいたり、嫌いな人と一緒にいるだけでもなんか疲れちゃいますよね。

 

 

ストレスを感じるうえに疲労物質まで分泌されるなんて・・。

 

助けてくれー!

 

そこで手を差し伸べてくれるのがFFと対をなすコイツ。↓

 

疲労回復物質「FR」

そう、やられっぱなしじゃ終わらないのが私達の体というもの。

 

 

安心してください、ちゃんと「FF」を抑えてくれる物質も備わっています!

 

 

その救世主が「FR」(ファティーグ・リカバリー・ファクター)です。

 

体内でFFが発生すると、なにくそとFRが発生し傷つけられた細胞を修復してくれます。

 

 

このFRが強ければ損傷を上回る速度で直してくれ、疲労の回復が早いということになります。

 

この強さには個人差があり、翌日に疲れが残る人と残らない人はここの差が大きいです。

 

 

FFとFRはセットでないと存在できない

 

じゃあFFを出来るだけ出さないようにして、FRが強くなりまくればもう疲れることなんてないじゃん!

 

という考えに至りそうですが、残念!

 

 

FRはFFが無いと発生しないのです!

なんてこった!

 

 

疲れを取るための物質はそもそも疲れを発生させる物質が出ないと機能しない。

 

なんかそれ意味無くない?

 

と思いそうですが、先ほど説明したとおりFRの強さには個人差があります。

 

 

そして、FRはずっと使わないと機能が鈍くなっていきます。

 

いざ、物凄く疲れる場面に直面した場合に鈍ったFRでは対処が追いつかないんですね。

 

と、いうことは。

 

 

体にはいつもある程度のストレスや負荷を与えて、少量のFFを発生させることで、FRの反応を磨いておくことが疲れを溜めにくくなる方法、となります。

 

言ってみれば、FRに筋トレさせろ。ということです!

 

 

「疲労」と「疲労感」の違い

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実際には疲れていても、この後に楽しみがあるとやる気がみなぎり、頑張れちゃう事ってありますよね?

 

「これが終わったら恋人とデート!」とか「このプロジェクトが終わったら旅行!」とかです。

 

 

これは興奮作用や幸福感があって良いこともあるのですが、疲労だけでいえば少し危険な状態。

 

だってそうですよね。楽しみがあるからって体の疲れはいきなり取れたりしません。

 

 

体は疲れているのに幸福感などが麻酔になって疲労感は感じなくなっている状態です。

 

責任感が強い人などもこの状態になりやすい傾向にあります。

 

これが日本に多い「過労死」等の原因にもなっています。

 

体と心の疲労の値は一緒にしておきたいものです。

 

 

まとめ

 

さて、疲労のメカニズムについていくらか説明しましたが、なんとなく頭に入ったでしょうか?

 

次回は実際に疲労回復するために行うべき行動やコツなどについて説明していきます!

 

完成しました。

lostciel.hateblo.jp