富士山に登れば考え方が変わる、という話。
どうも、Shinです！
富士山に登った事ってありますか？
そして富士山についてこんな噂聞いたことありませんか？
富士山に登頂した人は考え方が変わる。
富士山は、僕の友達を奪っていったのです。
ホモ
突然のパンチの効いた見出しをすいません。
これ、僕の相方「友人Y」のあだ名なんです。
この物語のキーマンの1人なので一つ紹介を。
ホモの理由は簡単。僕とこいつが仲良すぎるから。
小学生の頃から知り合いでしたが、高校から本格的に仲良くなり・・
- 高校３年間同じクラスでバイトも一時期から一緒
- 登下校も一緒
- 専門学校でもクラスは違うがバイトは一緒のまま
家に泊まったりもしてたので、長い時だと４８時間くらい一緒に居続けたくらい！
遂にはホモの彼女にまで「またShinくんと遊んでる・・」と嫉妬される始末。
あちこちで「ホモ疑惑」が浮上してたのも仕方ないか。
そしてお互い就職しても仲が良いのは変わらず。
むしろ収入が増えた分、飲みに行ったり服を買いに行ったり、やる事が増えました！
お話の時間としてはそんな頃。
３人目の仲間、現る。
流石に何年もそんな状態でいると飽きたりするもの。
その頃僕らは新しい一緒に遊ぶ仲間を増やそうと、気の合う友達を探して色んな人と遊んだりしてました。
そして巡り合ったのが一人の女の子。
中学校から同級生ではあったものの、一緒に遊んだりする事はありませんでしたが共通の知り合いがいた事等で共通点があり、気付けば一緒に遊ぶことに。
この子が３人目の仲間「ウッディ」です。(内◯という名字をもじっただけ）
3人が定着
それからは定期的に3人で遊ぶようになり、ご飯を食べに行ったりドライブに行ったり。
「私ね、二人と一緒に遊ぶようになって良かったよ！楽しい！」なんてことまで言ってくれて。
一緒に県外まで旅行に行ったりするようにもなりました。
部屋はもちろん別ですけど。笑
というか、ウッディは現地に一人暮らしの友達が居たのでそっちに。
僕とホモはホテルの同じ部屋。ホモ部屋。
富士山に登ってみたいんだよね
旅行の途中でウッディが語り始めた。
「私、今度富士山に登ってみたいんだよね！登頂したら考え方が変わるって言うの知らない？」
いや全然知らん
「それ登ったら魔法みたいに頭の中が変わるんじゃなくて、多分苦労の末の景色が凄くてそれを見て、頑張ろうと思えたりするって事だと思…
「いやなんか変わるらしい！！登ってみたいー！」
「おお・・」
ウッディ、日本の頂へ
行動派のウッディは近くの山でウォーミングアップすると、割と早いスパンで富士山行きを決めました。
こういう行動力のある人は羨ましい。
今でこそ登山の楽しさを感じてる僕ですが、当時はいまいち共感できずホモと二人で
「頑張ってるなーすごいなあ。まあ帰ってきたら話聞こうか」くらいにしか話してませんでした。
しかし、その話を３人でする事はありませんでした。
ウッディの身に何か悪い事があったわけではありません。
SNSを見れば元気に戻ってきた様子。
お気付きだろうか。
SNSでないと状況を確認出来ない。
帰って来てからというもの、レスポンスが薄く疎遠になってしまったんです。
当然僕らとしては「え、俺らなんか悪い事したっけ・・？」という思考に。
いやそんな事はない・・富士山に登りに行ってる間連絡すら取ってないんだからそんな事あるわけない。
富士山に・・登りに・・？
「私、今度富士山に登ってみたいんだよね！登頂したら考え方が変わるって言うの知らない？」
具体的に何があったかはわからない。
一緒に登った友達と何か話したのか、又は本当に富士山マジックにかけられ考え方が変わったのか。
ただ彼女は富士山登頂以降「僕らと一緒に遊ぶ」という選択肢を無くしてしまいました！
あれから数年
僕らの間に富士山という高すぎる壁が立ちはだかってから数年。
相変わらずつるんでいる僕らの元に一通のメールが届きました。
送信者はお察しの通りウッディ。
「久しぶりー！私結婚式するんだけど良かったら２次会に来て欲しいな！」
どんなメンタルや！！
まあ、行ったんですけど。
幸せそうだったんで、よしとしましょう。
あ、それを機にまた遊ぶようになった。
なんてハッピーエンドのエンディングルートはありません。
今日も僕の家にはホモが
「おい、このスチームアイロンめっちゃ服綺麗になるでwww」とやって来るのでした。
現状を変えたいあなた。富士山登頂、いかがでしょうか？
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